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 またまた、嬉しいお便りが届きました。10月22日にこのブログで鑑賞者からのお手紙を紹介しました。今回は伊那市内の小学生から「夢だったのでは?」と、出演した感想を躍動感あふれる文面で伝えてくれました。

少し経緯を話しましょう。オペラの招へいもとから、10月6日のオペラ「魔笛」に、9人程度の地元の子どもたちに出演してほしいと依頼がありました。

そこに出演した一人の小学生とご両親からお礼といまだ冷めやらぬ感動のお便りをいただいたというわけです。

お便りによれば、最初は恥ずかしがっていた娘さんに、ご両親も心配していたそうですが、済んでしまうと、「もう一度やりたい、夢だったのでは?」と興奮を抑えきれぬ娘さんの姿があったそうです。

このご家族は今回がオペラデビュー戦で、舞台芸術の扉を開けられました。とても素敵なお話です。

内閣府が平成21年に発表した「文化に関する世論調査」の中で、このお便りに裏付けられるような結果があります。

文化芸術振興のために国に力を入れてほしい事項について、「子どもたちの文化芸術体験の充実」と答えた人が最も多く48・6%だったというものです。

この傾向は、おそらく国でなくとも県についても同様かと思っております。今後もこのような参加の機会を提供できるよう努力して参りたいと思います。

   長野県伊那文化会館  館長 山北 一司