伊那市を離れて東京へ。学生時代を過ごした街で、友人達といつかの武勇伝を肴に楽しいお酒を飲みました。ただ、思い出とは違い、街の景色は随分と様変わりしていました。高架化された線路、道路拡張のため閉店、移転した店の数々、建て替えられた大学キャンパス。思い出と一致しない風景にあの頃がずいぶん遠く感じました。

伊那市を離れて故郷へ。郊外にバイパスが通り、大型ショッピングセンターが出現してはいるものの、時代を経ても姿を変えない北信濃の山々が包むその場所では、年を重ねたつもりでいても、幼い日の思い出がつい昨日のことの様に感じてしまうから不思議です。

伊那文化会館のある風景は、伊那谷の皆さんにどんなふうに見えているのでしょうか。きっと沢山の思い出が交錯するのだと思います。今年度も次へ繋がる1年になるよう、地域の皆さんと一緒に素敵な時間を共有できれば嬉しいです。

そこで提案です。地域の子どもたちがプロと共演するミュージカル「あしながおじさん」に足を運んでみませんか?

 

長野県伊那文化会館 事業課 町田弘行